私が社会人になりたての頃、小さなイタリア料理店で食べたポルチーニのリゾット。
口いっぱいに広がるキノコの芳醇な香り。パルミジャーノレジャーノのコクと後から追いかけるようにさっぱりとしたバルサミコ酢とブラックペッパーの爽やかな香りが鼻から抜け、食べ疲れしない一皿。
初めて口にした時の衝撃を今でも覚えています。
今回はそんなポルチーニのリゾットを再現してみたので紹介していきます。
材料
【2人前】
- 乾燥ポルチーニ・・・10g
- お好みのキノコ・・・好きなだけ
- 生米・・・1合
- パルミジャーノレジャーノ・・・30g
- 玉ねぎ(みじん切り)・・・50g
- チキンブイヨン・・・300ml
- ニンニク(みじん切り)・・・1かけ
- バター・・・20g
- 生クリーム・・・50ml
- 白ワイン・・・50ml
- ローリエ・・・1枚
- ブラックペッパー・・・適量
作り方
①乾燥ポルチーニを300mlお湯で戻しておきます。
この時点でもうすでに美味しそうな香りが部屋中に広がります(笑)
ポルチーニの香りは格別です!
②好きなキノコを一口サイズに切ってフライパンに油をひかずに炒める(中弱火)
今回はマイタケ、エリンギ、マッシュルームを使用しました。
キノコは乾煎りすることにより香りが強く出ます。
これでもかというほど煎ってください。
先程の写真のキノコの状態からここまで小さくなるまで炒めてください。
十分に水分を飛ばしましょう。
キノコが少し焦げるくらいやったほうがおいしいです。
③先程のキノコを別皿に移して、バターとニンニク、玉ねぎを炒める。
少し茶色くなるくらい中弱火で炒めてください。
④玉ねぎの色が変わったところで先ほどのキノコと戻した乾燥ポルチーニのみじん切りを加えて炒める
⑤米を洗わずに入れて軽く炒める。
キノコと米がバターの旨味を吸って、とんでもないことになります!!(笑)
⑥白ワインを加えて水分が飛ぶまで煮詰める。
⑦ワインが煮詰まったらローリエとポルチーニの出汁とチキンブイヨンを少しずつ加える。
ポルチーニの出汁とチキンブイヨンはあらかじめ同じ鍋に入れて、空いているコンロで弱火で温めながら使いましょう。
こうすることにより、フライパンに出汁を入れたときに
フライパンが冷めることなく加熱し続けることができます。
くっついていないか心配で米をヘラなどで混ぜたくなりますが
混ぜすぎると今度は粘り気が強く出てしまうことがあるので
時々フライパンをゆすりながら様子を見てください。
米の状態をよく見ながら出汁を加えていきましょう。
途中で加える出汁が足りなくなってしまったら熱湯を使っても良いでしょう。
⑧米がアルデンテになったら弱火にして生クリームとパルミジャーノレジャーのを加える。
米は少し芯が残る状態になったら
生クリーム、パルミジャーノレジャーノを加えてよく混ぜてください。
⑨皿に盛り付けてお好みでブラックペッパーとバルサミコ酢を加えたら完成です!
感想
ポルチーニのリゾットと聞くと難易度が高そうなイメージですが
材料もスーパーで揃うものばかりで、コツも意外と簡単でした!!何よりめっちゃうまい!!
皆さんもぜひお試しください!
コメント